そらとぶけもの

こわくないよ

アニメ「約束のネバーランド」を観た

この記事はクマが書いてます。

ぼくはこの「約束のネバーランド」という作品はちょっとへんな触れ方をしてまして、前半を漫画で読んでいるんですよ。ただ、それはもう何年も前のこと、その先が気になるなあと思ったまま時を過ごしまして、その記憶が薄れかけてきた今ごろアニメでも見るかぁとなったんですね。で、この文章を読んだ原作ファンの方はおそらくうわぁという顔をしていると思います。わかりますよ、わかります。はい、いちおうですね、評判は聞いてたんです。原作とアニメは別物になっていて、アニメはひどい出来であると。それを分かった上での、感想を記していきます。

なので、原作でどうなっていたかは、ぼくは前半しか知りません。しかも記憶が曖昧です。曖昧ですが、前半、ホームを出るところまで(ちょうど第1期)は比較的、忠実になっていませんでしたか? 細かいところはアニメの回数の都合上、省略されていたかも知れませんが、ママと子供たちの心理戦は十分楽しめたと思います。

ですが、問題は第2期ですよね。前半のあのピリピリした心理戦は何処に行ってしまったのかと言うほどいきあたりばったりになってますよね。ピンチを頭を使って乗り越えていくというハラハラがまったくなくなってしまいました。第2期は世界の謎を吸引力にしてこの世界からどうやって出るのか? というところを見せたいのかなと思ったんですが、あまりにもご都合主義さが目につきました。ノーマンと再開したのも別に理屈はないですし、最後、敵のアジトの攻略だって「全部ペンに入ってました」ってそんなことある???????

見終わってから原作との違いを語ってるサイトをいくつか見ましたが、うわー、やはりぼくがひっかかったところは原作からずいぶん乖離しているようです。原作をアニメにアレンジするということは別に問題ないと思いますが、原作が持っていた面白さを失ってはいけないと思いますね。説明サイトを見て初めて知る事実もあり、そんなもんわかるかよという感じ。なるほどねー。

いやあ、予期はしていたものの、なかなかにがっかりさせられる作品でしたね。原作も何処かでちゃんと読み終えておきたかったです。